私は言い捨てて外へ出た。

一緒にいる女の子…
彼女がいなかったから…

いつも食事に誘っても
断られたことなかったから…。

誘っても、
誘われることはなかったね。


真っ白な中を歩いていて気がついた。


一人ぼっちで駅まで歩く夜。

彼女でもない私のこと
追いかけてきてはくれないね。



「 でも…
大好きなんだよ。
あなたが誰を好きでも…。 」



雪が囁いているように
降り続く夜。


このまま
誰にも知られないで
消えてしまいたい。


白い夜になった。