弁当食って、
クレハの膝の上に寝転がる。


これ好きなんだ俺。


太陽の性でギラギラ
眩しいクレハの髪。


「絵理たち良かったね。」


「今頃あいつ等やってるだろうな。」


確実に寛人ならやる。


「っつうわけでさ、
俺等もイチャイチャしようか。」


「へっ…」


「男を教えてやるっつったろ?たまにはさ、クレハからキスしろよ。」


「え…無理だよ…」


困った顔して。

俺のSの血がさわぐんです笑っ



「しろって。」


クレハの目の前まで顔近づけて見た。



そしたら…


チュ。



クレハの唇が軽く触れた。

なんだそれ。


「俺が足りるわけねえじゃん。」


「んん~っ」


やっぱりこうでなきゃ。

キスするだけで
心満たされる。


そりゃ、早く体も欲しいけど…



別に体なんかなくたって


こうしてるだけで幸せだ。



愛する幸せ


愛される幸せ。



唇離すと、エロい顔になる。


「エロいクレハちゃんに
ご褒美やるよ。」


「ひゃっ…」


クレハの首に吸い付いた。

ケダモノよけ。

マーキングだ。


「何したの?」


「ん~秘密。さてと
授業行くか。」


「珍しいね。さぼんないの。」


「どっかの誰かが
俺と一緒じゃなきゃ寂しがるからな~」



「寂しくないもん…」



可愛い奴。