龍王と純情お姫様。

それから、嫌がらせは
無くなることは無かった。


むしろ酷くなった。



「クレハちゃん、
最近制服じゃないけどなんかあったの?」


あげはさんが、心配してくれてる。



「嫌がらせ受けてるだろ。」


え…日向が知ってる。



「嫌がらせって…
あげはちゃん、何されてるの!」



「いや…それは…」



「正直に言って?」

これは…言うしかないかな…

「制服を破られたり…

画ビョウをいれられたり…
ゴミ箱にカバンがいれてあったり…」



「おい…そこまでされてんのかよ…」



「まあ…。
でも…私自分の力でなんとかしたいんです。
これは…女の戦いなんです!」



「クレハちゃんがそこまで言うなら黙ってるけど…

それ以上酷くなったら
黙っておけないからね。」



「はい。あげはさん心配してくれてありがとうございます。」




「なんか最近のクレハちゃん生き生きしてるね♪
アンタたちなんかあった?」



え…


それは…



「何にもたいですから!!」