さて、俺は昼寝しに行こう。


「じゃな。」


ポンポンと頭撫でて、
教室を後にした。


あ~完璧俺の方がベタ惚れじゃねえか…



俺、専用の空き部屋。


寛人がすでにいた。


「クレハちゃんとなんかあった?」


「まあ。
付き合った…一応。」


「一応って何だよ。
まさか日向…クレハちゃんを遊びに使うのかよ!!」


「バーカ…んなんじゃねーから。俺はちゃんと好きなんだよ。ただ、クレハはまだ気持ちがねえの。」



「それって無理矢理じゃん!」


「いや、期限は2週間。
確実にアイツ落とすから。で、全部俺のにする。」



「日向らしいな~
さすがだな。」



「っつうわけで、とるなよ…」


「俺は絵里命だから!
片想いだけどね~」



コイツが真面目に片想い…


「あり得ねえ…」



「まだ、俺を信用出来ないらしいから、諦めないよ。俺は…」


「ますますあり得ねえ。」



人は変わるもんだな。