日向


あの日からクレハと毎日
登校している俺…



朝は滅多に起きない俺は
眠すぎる。



クレハはバカだから
またなんかあったら困るからな。


「日向、今日もクレハちゃんと来たのか?」



「ほっとけねえからな。」


「お前やっぱりクレハちゃんに惚れてんじゃね?」



「あ゛?バカじゃねーの!?惚れるわけねーから。」


「ほっとけないって
女にえげつないお前がクレハちゃんだけには優しいんだもんな~。嫉妬もするし~」



「はあ?俺がいつ嫉妬したんだ?」



アホが…
嫉妬なんてしねーから。



「クレハちゃん伊坂の
お姫様だから男に囲まれまくりじゃない?」



「っチ…」



「ほらほら~
また殺気出てるし。
ま、俺は絵理を落とすから~絵理は狙うなよ?」



「はあ?いきなりなんだ。」


「絵理って時々寂しそーな顔すんだよ。
だから俺が側にいたいてきな?」



「お前が…惚れた…」


あり得ね~


"イケない物"にてをだして、辞めてから女に依存してたアイツが…


惚れたとは。


まあ…もう二度とアレには手をだして欲しくねーから誰かにはまってくれたら有難いかもな。