バイク走らせて、
ショッピングモールの近くの裏の公園…。



ビンゴ。



3人の男と、クレハ。



「あの、何するのよ…」



「何って、俺等の暇潰し付き合って貰うだけ。」



ニヤニヤしながら、
クレハに近づく…



頭来た…



「昼間っから盛ってんね。」


「日向!!」


クレハは、今にも泣きそうな顔をしていた。


「誰だテメエは…」



「俺?池上日向。
お前等こそ誰だ。龍王を名乗ってるみたいだけど…」



「!!池上…日向…。」



俺の名前を言うと、
3人の顔は青ざめた…



雑魚が…



「とりあえず、聞きてえこと山ほどあんだけど…
ソイツ返してくんね?」



「…っクソ…
今更返せるか!」


往生際が悪い奴等だぜ…



「3秒で潰す。
クレハ離れてろ…」



クレハは慌てて隅へ寄った。



よってたかって殴りかかって来たけど…



おせえ…



スッとよけて蹴り飛ばす。


バコっ


「うわあっ!!」


「何だよ…根性ねえな。
オラアっ!」



バコっ


バキッ!



あっとゆう間に地面にくたばった。



「ったく…雑魚が。
どうする…?あばらか足
どっちいこうか?あ゛?」



「ひ…日向。もう辞めてあげてよ…」



「っチ…。」



物足りなさを感じながら、
公園を後にした。