龍王と純情お姫様。

日向


あったまいて…

皐月のクソ野郎…
酒入りの茶を飲ませやがった…



ふぁ~あ。


つうか…


俺の部屋じゃねえ…


「ってクレハ…!?」


「気づかれましたか?
良かった…」


「お前…俺を連れ込んだんか?地味なわりには強引なんだな。」



「違います!!
ひ…日向さんが…その…
覚えてないんですか?」



「はあ?」



「私を押し倒して、キスしてきたんじゃないですか!」



あ…またやったか。
俺の悪いくせ…


「わりい。
俺…酔うとキスまになるんだ。」



「変態…」



「あ?変態!?
っつうか…なんか顔がすんげえいてえんだけど…」

ヒリヒリしてしょうがない
「すみません!」

急に頭を下げてきた

「はあ?」



「びっくりして突き飛ばしてしまって、そしたら…
か…顔をたたいてしまって…血が…」


まじかよ…


女に俺様が殴られた…



しかもコイツに…



「てめえ…。
やってくれたな…」


今すぐ襲うぞクソ女!