家に帰って来て、
俺の部屋に連れてきた。


「昨日、悪かった。」


「いいの。
私も日向に構ってあげなかったから。ごめんなさい。」


ペコリと頭を下げるクレハ。


すると、いきなり
部屋を出てまた戻ってきた。



「何やってんだ?」


クレハの顔がニコニコしてる。

そして…


「これ、プレゼントあげます!!」


俺の手の上にのせた
小さな袋。



このロゴ…俺の好きなブランド。



「お前これ…高かったろ。」


「ちょっとだけ。
でもね、日向の為ならいいの♪」


もしかして、この為に
バイトしてたのか。


拗ねてた自分が情けねえ。



そんで…

「クレハ。」


「ん?」


「好き。」


めったに言わねえから、
すっげえ照れるけど…


言いたくなったから言った。


そして、ありがとうの気持ちを込めて…


キスをした。


「はっ…んっ」


あ~幸せだ。


「幸せついでにさ、抱いていいか?」


「え…」


「お前の顔…ヤバイエロい…」



クレハを抱くたび
愛しさがます。