龍王と純情お姫様。

日向達が帰った後、
学校帰りの生徒たちが沢山きた。


「よ~し。
そろそろ上がっていいぞ。お疲れさん~」


英介さんは、クレープと
ドリンクをくれた。



「「お~いし~」」


「俺が作ったんだから、
うまいに決まってるだろ。」


「英介さん、彼女は居ないんすか?」


「フラれた…
大人にはないろいろ事情があんだよ。」


拗ねたように言う英介さんが、おかしくて笑ってしまいそうになった。



人生初めてなバイト。


英介さんな所でなら
楽しく働けそうだ。



日向のピアスを買うために頑張るぞ!!