龍王と純情お姫様。

ドキドキしながら、
ワゴンの中にいると…


「日向!!」


初めてのお客様は日向と寛人さんでした。


「クレハ…!
なんつう格好させてやがんだ!アンタ…。」


日向は、眉にシワを寄せている…。


変なのかな…。


「絵理~可愛すぎる。」


「写メって~」


寛人さんたちは、キャピキャピしてる。



「お前等、コイツ等の男か。
彼女の様子を見に来るなんてほほえましいな~。」


「っチ…
クレハ、このオッサンに
セクハラされたらすぐ言えよ?」


「ハハハ~。
クレハ溺愛されてるな~」


溺愛…。されてるなら本望です。


日向たちは、最後に
ちゃんと、注文していった。



初、クレープのデコレーション。


生クリームがはみ出た。



それでも、日向は
『うっめ~』

っていってくれた。


もっと頑張らなくちゃ。