家に着いたら、


親父と歩と皐月がいた。


「お~日向も呑むか?」

酒を片手に近づいてくる歩。

「のまねえよ。
なんだら死ぬから。」


歩の奴…わかってるくせに…

俺が酒を飲んだらどうなるか…


「あ!その子が噂のクレハか?」


「あぁ。親父…完全にコイツびびってるぞ。」



そりゃ、パンツ一丁で
酒を呑む親父がいたら、
引くわな…


初対面だし。



さっきから俺の後ろに
くっついてる…



「クレハ~俺日向の親父。
宜しくな~」


ほろ酔いの親父に
クレハはペコリと一礼




「お父様若いですね。」


と小声で一言。


お父様ってなんだよっ


しばらくして、



「ただいま~
って皆居たんだ!あっクレハちゃん無事に着いたんだね~」




俺のお袋が仕事から帰ってきた。