「あの…話し中にあんたたちは何やってるの…」

朱鳥が幸大とクーニャに言う。


「はむ…れろっ…ちゅぱっ…」

クーニャが幸大の指を舐めていた。


「クーニャの口を抑えたらクーニャが舐め始めたんだよ。」

幸大が言う。

「幸大は何でやめさせないんだよ。」

マリアが言う。

「いや…なんか…指を舐められるのって意外に気持ちいいから、つい。」

幸大が言う。

「それになんかえっちぃ感じだよねぇ〜。」

クーニャが言う。



「やはり…幸大君が女性と同居しているとそう遠くないうちに間違いを犯すようにしか見えない。」

華乃が言う。



「それより…今日はもうお開きにしようぜ?


外も暗いし、親も心配してるだろ?」

幸大が言う。

「私の家は幸大君の所なら心配しないよぉ?

幸大君は私の家族に信頼されてるし。」

クーニャが言う。


「私の家はむしろ朝帰りして早く孫の顔が見たいって言ってるわよ?

とくに父が。」

姫野が言う。

「お前らは今さらだが…


とにかく帰れ。

送ってく。」

幸大が言う。


「制服も渇いてますね。」

咲子が言う。

「じゃあ、俺は先に外に出てるから着替えて…ぶっ!?」

幸大が吹き出す。

「既に着替え始めてんじゃねぇよ!!」

幸大が顔を赤くして言いながら玄関へと走っていった。