ハーレム ブラッド2

「もっと弱々しい方が俺だって守り甲斐があるんだけどなぁ…」

幸大が呆れたように言う。

「守り甲斐がないなんて甲斐性なしの幸大には言われたくないわ。」

姫野が言う。


「幸大さんは楠木さんを擁護する気ですか?」

咲子が言う。

「べつに…お前らが楠木を吊し上げようが、リンチしようがどうでも良い。


それよりも…話しておくべきことを話そうぜ?」

幸大が言う。

「ん?

そんなんあったかにゃ?」

クーニャが言う。

「あなたたちの…そして幸大様の正体よ。」

アゲハが言う。

「私たちと幸大を分けて言う必要はないだろ…」

マリアが言う。

「あの…驚かないで聞いてほしいんだけど…私たちは吸血鬼なの。」

優衣が言う。


沈黙が流れる。

「ふふふっ…

そう言うこと…」

アゲハが納得をする。

「あの…アゲハさん?」

沙羅がアゲハに声をかける。

「ああ…気にしないで。

あなたたちの翼や牙から何となく予想はしてたから…私の予想は当たっていたと納得をしただけよ。」

アゲハが言う。


「それから…」


幸大は吸血鬼のこと…吸血鬼の王のこと…そして幸大の能力についてを詳しく話した。