ハーレム ブラッド2

「ああ、怖がらせてしまいましたね。


私は至って正常ですよ。」


咲子が地面に舞い降りる



「さっさと殺しなさい!!」


瑞希が命令するとゴブリンが数人走り出す



「これ以上…

私をイラつかせないでください!!」


ギンッ!!


咲子が睨むとゴブリンはその場に立ちすくむ



「咲子ちゃん…その眼…」


優衣は咲子の『金色』に輝く眼を見つめる


「これ以上私を怒らせないでください。


胎教に悪いじゃないですか。」

咲子は優しい眼をしてお腹を撫でる


「まさか!?」

マリアが驚く


「咲子のお腹の中の赤ちゃんは幸大様の第一子で吸血鬼の王の血を引くって言ってたから…」


アゲハが言う


「はい。

この子が私に力を貸してくれています。


幸大さんの血を操る能力も受け継いでいるみたいです。」


「でも、まだ生まれてもいないのにそんなことがあり得るの?」

朱鳥が言う



「吸血鬼の王の血を…王血を持っているなら肉体が形成されてなくともわずかな血液の状態から意識を作り上げれるらしい。


ヴァンも親の胎内に居た記憶を持っているって言ってたしな。」




「幸大さん…」

咲子が声のする方を向いて言う


「悪い、遅くなった。」

幸大が言う