「言い訳するなー!!」

バゴッ!

マリアの一撃が幸大の腹部を強打した。

「ぐぉぉぉ…」

幸大が苦しむ。

「いい様ね。」

朱鳥が言う。



「ふっ…。

大丈夫か?

強く打ったみたいだが…」

華乃が幸大の腹部を触る。

「いや…平気だ。」

幸大が言う。

「しかし赤くなってるかも知れないし直接見た方が良いだろう。」

華乃が幸大の服を掴もうとする。


ガシッ!

咲子が華乃の手を掴んで阻止する。

「幸大…さっさと帰るわよ。」

姫野が言う。

「あ、ああ…」


「ほらほら!

早く帰らないと夜はまだまだ寒いよぉ?」

クーニャが幸大の腕を引っ張る。



「では…私も途中まで一緒に行こう。」

「ううっ…手強い〜」

優衣が言う。

「うかうかしてられないです…」

沙羅が言う。

「負けてたまるか!」

マリアが言う。


「こんな男の何が良いのかしら…」

朱鳥が呟く。