ハーレム ブラッド2

「まったく…」

ぽんっ。

幸大が現れクーニャの頭に手を置いた


「あれだけ内緒だって言ったのにあっさりばらしやがって。」

幸大がクーニャの頭をグリグリと撫でる


「だってぇ〜」


「幸大君は何で国を作るなんて…」

優衣が言う



「えーとだな…


端的に言うなら、日本は一夫多妻じゃないし…外国だと戸籍とかの問題があって面倒なんだよ。

だから面倒じゃなくするためにはそういう面倒なことをしなくても良い国を作るのが一番早い。



で、VAPの共存の拠点となる国を作るってのと利害の一致だ。


VAPに賛同する吸血鬼を王の命令として号令する代わりに一夫多妻の結婚システムを簡潔にするってことでな。」


幸大がクーニャの頭をまだグリグリと撫で続けながら言う


「あぅ〜、そんなにグリグリされたら縮むよぉ〜」

クーニャが言う


「あの…それじゃ幸大さんが国を作る理由って…私たちのためなんですか?」


沙羅が言う


「沙羅たちのためって言うか…沙羅たちと結婚したい自分のため…かな。」

幸大が言う

「クーニャには言って、何で私たちに相談しないんだよ。」

マリアが少し拗ね気味に言う


「はぁ…。

ここまで来たらそれも言うか。」

幸大が言うとクーニャの頬が緩む


「実は私、皆のウェディングドレスをデザインして作ってるの!」

クーニャが自分の鞄からスケッチブックを取り出して見せた