ハーレム ブラッド2

華乃の自宅前



「はぁ…」

マフラーを下に下げ手に息をかける華乃が居た


ヴンッ!!

「悪い、遅くなった。」

幸大が現れた


「ふっ…

それで遅いと言うなら世の中のモノ全ては遅すぎるぞ?」

華乃は柔らかい笑みを浮かべた



「で?

急に会いたいって何だ?」

幸大が言う


「おや?

恋人に会いたいという気持ちに理由が必要なのかい?」

「そう言うわけじゃ…」

「強いて言うならば私が君を好きで君が私を好きで、私たちは恋人で愛し合っているから…ではいけないか?」

華乃が言う


「だったら毎日というかずっと会いたいと思ってることになるぞ?」


幸大が言う


「当然だ。

私が君に会いたくなかった時は一時たりともない。

君は違うのかい?」


「俺だってずっと会いたかったけど…華乃が急に勉強に集中したいから会えないって…」


「…。」


華乃が沈黙する


「何があったんだ?」


「歩きながら話そう。

手袋をしてないから手が凍りそうだ。」

華乃が言う



「はいはい。

お手をどうぞ、お姫様。」


幸大が手を差し出すと華乃がしっかりと握る


「失敗したな。

逆の手が寒い。」


「俺の手袋を片方貸してやるよ。」

互いに繋いでない方の手に手袋をつけて歩き出す