ハーレム ブラッド2

「だから、こっそりなんかじゃなくて良いだろ。」

ぎゅっ。

幸大がアゲハを抱き締める。

「監視するんでも何でも良いけど…

どうせするなら…もっと近くで…俺の傍にいたら良いだろ。」


「ふふふふっ…

あなた…私が見込んだだけあって最高に変わってるわ…

ストーカーの私を抱き締めたり、近くにいろなんて…普通は言えないわよ。


ふふふふっ…」


「その代わり…姫野たちに嫌がらせとかは止めろ。」


「私は彼女たちに嫌がらせをしたいんじゃないわ…

あなたを私のモノにしたいの…」


「悪いが…それは断る。」

「なぜ?

私が幸せにしてあげるわよ?」


「なぜって…


俺がお前を俺のモノにする。

お前の全てを俺が支配する。」

ギンッ!

幸大の眼は再び金色に輝く。


「その眼…良いわ…

体の奥底まで覗かれてるみたい…」


「俺はお前の全てをもらう。」


「んむっ…」

幸大が強引にアゲハの唇を奪う。

「はっ…ん…む…

ぷはっ…

ハァ…ハァ…

あぁ…体が熱いわ…

今までの何よりも最高な気分…


これが…支配されるということなの?」


「さぁな…」

「ああ…良いわ…私の全てを…捧げるわ…


ふふふふっ…

快感…」

「何か…悪化してないか?」

幸大が言う。

「うふふふ…

今日はこのまま帰るわ…

また、月曜日に学校で会いましょう…王子様。

いえ…幸大様。」


アゲハが最高の笑みを浮かべ、走り去る。


「う…

意外にって言うか…かなり可愛い奴だな…」

幸大が呟く。