ハーレム ブラッド2

「え!?

じゃあ…何!?

咲子のお腹には幸大の子どもがいるの!?」

朱鳥が言う。

「まぁ…まだ受精卵の状態だと思いますが。」

咲子が頷く。


「幸大君は卒業するまではそういうことしないって言ってたのに〜」

優衣が泣く。


「ぶ〜!!

良いもん!

帰ったら私も幸大君にいっぱい可愛がってもらうもん!」

クーニャが言う。






「ふざけるなぁ!!」

ギンッ!!

幸大に圧され、劣勢だった王の眼がより強く金色に輝く。


「な!?

体が動かん…」

幸大の父が言う。

「ぐぬっ…」

桂木祖父も、瑠奈やダリシス榊パパ…もちろん姫野たちも動けない。

「王よ…我々の体も…」

他の吸血鬼たちも動けない。



「動けるのは…余と幸大…そして吸血鬼の王だけか。」

ヴァンが言う。

「貴様は…余が殺してくれる!!」

「お前じゃ…俺には勝てないんだよ。」


ドッパァンッ!!


王の攻撃を捌き、腹部に攻撃を撃ち込む。

「ブラッド・インパクト…」

王が吹き飛ぶ。

「ガハッ…ぐ…ぬ…

前も食らったが…ただの拳では無いな?」

王が言う。


「ああ…。

指の部分に圧縮した血液を溜める。

普通の血液じゃなく…限界まで圧縮した血液だ。


そして、攻撃ヒット時に解放する。


だから、拳で殴られるってよりも解放した衝撃で吹き飛んでるんだ。



で…回復は終わったな?」

幸大が言う。

「な!?

貴様…余が回復するために問いかけたのに気づいていたのか?」

王が言う。


「さて…連続技を叩き込んでやる。」

ヒュッ!

幸大が踏み出した。