ハーレム ブラッド2

「かはっ!?」

王が血を吐く。


「あぶねぇから、避けろよ?」


ヴンッ…

幸大が移動した。


ギュルルル…

ザシュッ!


ブラッディ・ハンターが王の胴体を真っ二つにした。



「ぐぬっ…」

シュゥゥゥゥゥッ…

王の傷が回復した。




「俺の遠距離攻撃が動きより遅いのは前回学んだ。


だから…動きの速い俺本体が武装するまでだ。

速度が同じなんだからな。」

幸大が言う。


「くっ…

では…これならどうだ?」

ヴンッ!


王が姫野たちの所に高速移動する。


「させるか!」

ヴンッ!


ガキィンッ!

王の振り下ろした爪を幸大の武装した腕が防ぐ。


「ブラッド・アーム…」



「ふっ…

防がれるのは想定内だ…


だが…これならどうだ?」



ザッ…


そこに現れたのは9人の女性吸血鬼。


その9人は…


「な!?」

幸大が驚く。


「無理矢理作ったのだよ。」

王が言う。


その女性吸血鬼たちは姫野、クーニャ、咲子、優衣、マリア、沙羅、朱鳥、華乃、アゲハにそっくりだった。




「貴様は…これで終わりだ。」


王が言うと…

ちゅっ。


女性吸血鬼たちは幸大にキスをした。


額や唇、頬や耳や首に…


その9人は黄昏の眼と翡翠の眼の吸血鬼だった。



「な!?

幸大!!」

朱鳥が言う。


「幸大君が動けなくなるよ!?」

クーニャが言う。


「落ち着け!

大丈夫そうだ…」

華乃が言うと幸大がキスされた場所を拭う。