ハーレム ブラッド2

「余興は終わりだ。」

パチンッ!


王が指を鳴らすとぞろぞろと吸血鬼が現れた。


部屋に入りきらないのか扉の方まで列が連なっている。


開いていないのは巨大吸血鬼が出てきた扉だけだ。



「さて…そなたに問おう。


我とともにこの世界を手中に治めよう…ともに来てはくれぬか?」


王が幸大に問う。

「こんなに多くの吸血鬼を集めて並ばせて…問いも何もないだろう?


脅迫って言うんだぜ?

そういうの。」

「余にとっては問いだろうが脅迫だろうが関係ない。

そなたが…余に賛同するかが重要なのだ。」


王が言う。


「何度も言うが…

断る。」



「ほぉ…ならば力ずくで従わせてくれよう…」



「お前ら…出口の扉の前まで下がれ。


自分達の身を守ることに専念しろ。

奴らを倒すのは…俺の役目だ。」

幸大が言う。


「幸大君無理はしないでね?」

優衣が言う。



「わかってるよ。」

「また暴走しないとは限らないんだぞ?」

華乃が言う。


「いや…もう大丈夫だ。

絶対にな。」


ザッ…

幸大が一歩前に出る。


「愚かな…


巨大吸血鬼はあと5体居る。


貴様が他の吸血鬼を相手している間にあの小娘どもを…殺してやろう。


奴らを全員出せ。」


王が言う。