ハーレム ブラッド2

城内


入ると長い廊下があり、奥に大きな扉があった。


そこを開けると大きな広間だった。


「うぉー!!

食べ物がいっぱいだ!」


マリアがはしゃぐ。

「本当にクリスマスパーティーでもやるつもり?」

姫野が言う。



丸いテーブルがいくつも置かれており、そこには御馳走と言うに相応しい料理が所狭しと置かれていた。


「やぁ…諸君、よく来てくれた。」

王が現れた。



「?

幸大様…何か近くに居ますわ。」

アゲハが言う。


「何かって?」

「わかりませんが…1つではありません。


ですが…1つでVAPの精鋭とやらを圧倒できるほどの…」


アゲハが言う。


「何だと?

聞き捨てならねぇな!!


何がいるか知らねぇが…俺らじゃ勝てねぇってのか?」

ガッ!

VAPの精鋭の一人がアゲハの胸ぐらを掴む。


「おい…アゲハを離せよ。」

幸大が言う。


「は?

吸血鬼の王の血が流れてるか知らねぇけど一度負けてんだろ?

しかも怖くて震えてるそうじゃねぇか!」

他の精鋭が言う。

「お前ら、幸大をバカにする気か!!」

マリアが言う。


「止めとけ、マリア。」

幸大が言う。



「けっ…こんな男の言いなりな尻軽女どもが偉そうにしてんなよ?」


「てめぇ…死にたいのか?」

幸大が殺気を身に纏う。


「幸大さん…争うべきは彼らではありません。」

咲子が言う。


「そうよ、落ち着きなさい。」

姫野が幸大の肩を叩く。



「勝てぬと言われて腹が立つならば戦って勝てば良いだけ…違うだろうか?」

華乃が精鋭たちに言う。

「上等だ!!

勝ったら全員が土下座しろよ?」


「あんたらは幸大のこともバカにしたでしょ?

当然、幸大にも勝つのよ?」

朱鳥が言う。


「へっ、こんな雑魚なんか楽勝だっつーの!!


何が吸血鬼の王の血が流れてる、だ。」

精鋭が言う。


「幸大さんを悪く言わないでください!」

沙羅が言う。

「何だチビガキ!」

「ひっ!?」

沙羅が怖がる。


「沙羅ちゃん…大丈夫?」

優衣が沙羅を自分の後ろに隠す。


「はぁ〜

幸大君に喧嘩を売るなんてバカだにゃ〜」

クーニャが置いてある料理をつまみ食いしながら言う。