ハーレム ブラッド2

24日

23時50分

空港



「…。」

幸大が飛行機の手前の階段で待ち受ける美少女たちに呆れた眼差しを送る。


「早く乗らないと出発できないわよ?」

姫野が言う。

「見送り…じゃないよな…」

幸大が言う。


「とーぜん!」

クーニャがVサインをする。

「咲子…どういうことだよ。

お前は家で俺を見送ってたはずだろ?」


「直線で空から来ましたから、幸大さんがタクシーで向かうよりも早く着きました。」

咲子が言う。


「そうじゃなくて…」

「だって…幸大君一人が危険な所に行くのを黙って見てるなんてできないもん。」

優衣が言う。


「…。

はぁ…」

「幸大、行くぞ!!」

マリアが飛行機の階段に乗る。


「あの…なるべく邪魔にならないようにしますから…」

沙羅が言う。

「あんたが一人で行ったら寂しくて泣くんじゃないかと思って来てあげたのよ…感謝しなさいよ?」

朱鳥が言う。


「大して役に立てないことはわかっている。


だが…君に精神的な安らぎや慰労はできると自負している。


私たちにできることなら何でも言ってくれ。」

華乃が言う。

「私は何があっても幸大様のお側に居ると決めましたの。

ですから…来るなと言われてもついていきますわ。」


アゲハが言う。




「はぁ…もう良いからさっさと飛行機に乗れ。



その代わり…俺が指示を出したら絶対に従えよ?」


「「了解!」」

皆が嬉しそうに飛行機に乗る。



「幸大君…彼女たちをつれていって大丈夫かね?」

榊パパが言う。


「大丈夫です。

俺の近くにいないと皆を守れないですから…。

俺が皆を守らないで誰が守るんですか?」


「ふむ…数日の間にまた一段と成長したようだね。



さぁ…出発だ!!」


榊パパが号令を発した。