「じゃ、失礼します。」
沙羅が言う。
「アバヨ!!」
マリアが言う。
二人は自分達の部屋へと入っていった。
「…。
ただいま。」
幸大が言う。
「どうしたんですか?
元気もないですし…」
咲子が言う。
「いや…何でもない。」
幸大が言う。
「体が震えてますよ?」
「気にするな。
それより…夕食を…」
「今食べたら出発する頃にまたお腹が減りますよ?
それともそんなにお腹が減ったんですか?」
咲子が部屋の電気を点けながら言う。
「…。
出発まで…華乃に言われた通りに仮眠を取るかな。」
幸大が言う。
「幸大さん…まだ震えが止まりませんか?」
「…。」
「未来が怖いですか?」
ギンッ!
咲子が蒼い眼で幸大を見つめる。
「そりゃ…これから先…
永い時の中で…どうしたら良いんだ?
俺は。」
幸大が呟くように言う。
「幸大さん…未来がわからないのは皆同じですよ?」
「…。」
「千年先も百年先も…そして一秒先も誰にもわからないんですよ?
予知能力者なら話は別ですが。」
咲子が幸大に近づきながら言う。
「私は千年先も…一万年だろうが…一億年先だろうが…
幸大さんと居ます。
幸大さんと居たいです。」
「でも…それが本当かどうかは未来にならなきゃわからないだろ!!」
幸大が怒鳴る。
「恐怖からくる怒りですか…
未来にならなきゃわからないのは一秒先も同じですよ?
一秒後に…姫野さんやクーニャさんから急に『別れよう』とメールが来るかも知れませんよ?」
「そんなわけない!」
「何故ですか?」
「俺は咲子も含めてあいつらが好きだし、あいつらも俺のことを…」
「それと千年先の何が違うんですか?」
咲子が幸大に詰め寄った。
「は?」
「その一秒先を何度も繰り返して千年先があるんですよ?
幸大さんは一秒後に姫野さんたちと別れることはないと言いましたね?
それを毎秒思って千年の時が流れるんですよ?
それでも幸大さんは千年先には別れるかも知れないと?」
「わかんねぇよ…
本当は一秒先も…姫野たちと別れない保障はねぇ…」
「じゃ…幸大さんは千年先も私と一緒に居たいですか?」
「当たり前だろ!
千年どころか…これから先の俺に与えられた時間の全部を咲子と…もちろん姫野たちとも一緒に過ごしたい!!」
「なら…幸大さんは未来を信じれば良いじゃないですか。
ずっと居られる未来を。」
「…。」
「まだ震えが止まりませんか?」
「今は止まってるけど…吸血鬼の王を前にしたらまた震えそうだ…」
幸大が弱く呟いた。
「はぁ…
こう言うのは言葉では限界がありますが…
私が幸大さんとずっと居たいと言ったこと、
幸大さんが私と…その他の方々とずっと居たいと言ったことを…
忘れないでくださいね?」
「ああ…」
「はぁ…。
幸大さんって…本当に手のかかる子どもみたいですよね…」
「嫌か?」
「いえ…私はどんな幸大さんも好きですよ。
私は先に御風呂に入りますから。
幸大さんは仮眠の準備でもしたらどうですか?」
「ああ…そうだな。」
幸大が言う。
沙羅が言う。
「アバヨ!!」
マリアが言う。
二人は自分達の部屋へと入っていった。
「…。
ただいま。」
幸大が言う。
「どうしたんですか?
元気もないですし…」
咲子が言う。
「いや…何でもない。」
幸大が言う。
「体が震えてますよ?」
「気にするな。
それより…夕食を…」
「今食べたら出発する頃にまたお腹が減りますよ?
それともそんなにお腹が減ったんですか?」
咲子が部屋の電気を点けながら言う。
「…。
出発まで…華乃に言われた通りに仮眠を取るかな。」
幸大が言う。
「幸大さん…まだ震えが止まりませんか?」
「…。」
「未来が怖いですか?」
ギンッ!
咲子が蒼い眼で幸大を見つめる。
「そりゃ…これから先…
永い時の中で…どうしたら良いんだ?
俺は。」
幸大が呟くように言う。
「幸大さん…未来がわからないのは皆同じですよ?」
「…。」
「千年先も百年先も…そして一秒先も誰にもわからないんですよ?
予知能力者なら話は別ですが。」
咲子が幸大に近づきながら言う。
「私は千年先も…一万年だろうが…一億年先だろうが…
幸大さんと居ます。
幸大さんと居たいです。」
「でも…それが本当かどうかは未来にならなきゃわからないだろ!!」
幸大が怒鳴る。
「恐怖からくる怒りですか…
未来にならなきゃわからないのは一秒先も同じですよ?
一秒後に…姫野さんやクーニャさんから急に『別れよう』とメールが来るかも知れませんよ?」
「そんなわけない!」
「何故ですか?」
「俺は咲子も含めてあいつらが好きだし、あいつらも俺のことを…」
「それと千年先の何が違うんですか?」
咲子が幸大に詰め寄った。
「は?」
「その一秒先を何度も繰り返して千年先があるんですよ?
幸大さんは一秒後に姫野さんたちと別れることはないと言いましたね?
それを毎秒思って千年の時が流れるんですよ?
それでも幸大さんは千年先には別れるかも知れないと?」
「わかんねぇよ…
本当は一秒先も…姫野たちと別れない保障はねぇ…」
「じゃ…幸大さんは千年先も私と一緒に居たいですか?」
「当たり前だろ!
千年どころか…これから先の俺に与えられた時間の全部を咲子と…もちろん姫野たちとも一緒に過ごしたい!!」
「なら…幸大さんは未来を信じれば良いじゃないですか。
ずっと居られる未来を。」
「…。」
「まだ震えが止まりませんか?」
「今は止まってるけど…吸血鬼の王を前にしたらまた震えそうだ…」
幸大が弱く呟いた。
「はぁ…
こう言うのは言葉では限界がありますが…
私が幸大さんとずっと居たいと言ったこと、
幸大さんが私と…その他の方々とずっと居たいと言ったことを…
忘れないでくださいね?」
「ああ…」
「はぁ…。
幸大さんって…本当に手のかかる子どもみたいですよね…」
「嫌か?」
「いえ…私はどんな幸大さんも好きですよ。
私は先に御風呂に入りますから。
幸大さんは仮眠の準備でもしたらどうですか?」
「ああ…そうだな。」
幸大が言う。

