ハーレム ブラッド2

「では…幸大君がトラウマを克服する方法は無いのか?」

華乃が言う。



『どうだろうな…

トラウマの解決など、人それぞれだ。

幸大がこの先も永遠に生きていたいと思えば良いのかも知れんし…



違うのかも知れん。


100年の間に素晴らしいことに出会えばまた次の100年を生きていたいと思うかも知れん。




何にしろ…未来を生きたいと思えば良いのかも知れんし…違うのかも知れん。』

ヴァンが言う。


「未来を生きたいと思えば良いなら…私たちがいるだろ!!

私たちはずっと一緒だ!」

マリアが言う。


『それでも吸血鬼の王は永遠に生きるが普通の吸血鬼は生きても2000年だ。』

ヴァンが言う。

「私たちは100歳まで生きれるかどうか…」

朱鳥が言う。

「いっそ…冷凍睡眠で2000年後に姫野君たちが死んでから私たちが目覚めるのはどうだろうか?」

華乃が言う。

「目覚めてもその100年後は?」

アゲハが言う。

「私たちの体がもし吸血鬼の王の血に適合できたら…」

優衣が言う。


「危険よ。

それに…皆でそんなことして死んでしまえば本末転倒よ。」

姫野が言う。

「困ったにゃ〜」

クーニャが言う。


「…。」

咲子が考え込む。


「ヴァン…

そろそろ意地悪はやめたら?」

ダリシスが言う。


『まぁ…そろそろ良かろう。

が…その前に。


そなたらは幸大が好きか?』


「当たり前じゃない!」

朱鳥が言う。

『永遠に愛せるか?

愛とはいつかは冷めてしまうもの、などと言う者たちも居るが…』


「わからないけど…でも、私はずっと幸大君のことを好きでいたいと思ってるわ。」

優衣が言う。