ハーレム ブラッド2

「正解は、心の破壊。


残虐さや冷酷さ、非道さは全て相手の心を破壊するの。


で、二度と逆らわなくなったらあとは定期的に血をもらうだけ。」

瑠奈が言う。


「なかなか効率的な方法ですわ。

人間を飼い殺すなんて。」

アゲハが言う。



「第4問!!


翡翠の解放の能力は?」

「理性を奪ってどうするか…ということですか。」

咲子が言う。


「人間に襲わせて責任を取ってもらうのかにゃ?」

クーニャが言う。

「惜しいけど残念!」

瑠奈が言う。

「依存させたり…とか。」

沙羅が言う。


「沙羅ちゃん、正解!」

瑠奈が言う。

「依存ってどういうこと?」

朱鳥が言う。


「翡翠の解放は黄昏の欲望とは違って欲望は増幅しないの。

つまり、理性で抑えていた本当の自分を晒してしまう。



人間は自分の秘密を知っている相手に大きな信頼感が生まれるわ。


この人の前では本当の自分で居られる、って無意識に思っちゃうのよね。

そして、人間は信頼感を安心感へと変えて、安心できる人に依存してしまう。



そのうち、好きになっちゃうのよね〜


そうすればその人が死ぬまでは血を貰えるわ。


普通の人間だったら毎回吸血鬼に血を吸われたらすぐに死んじゃうけど、翡翠の眼の吸血鬼は吸血頻度が少ないから一人の人間にしばらくは頼って居られる。



互いの精神的な利益になる関係が長期に渡るから別名、一途な吸血鬼なんて呼ばれるのよね。」


瑠奈が言う。