ハーレム ブラッド2

「落ち着いた?」

姫野が言う。

「ああ…落ち着いたら急に恥ずかしくなってきた。」

幸大が言う。




「幸大さん…率直に聞きますが、


次に吸血鬼の王と戦ったら勝てますか?」

男性が言う。


「次に…」

幸大の体が震え出す。


「幸大?」

朱鳥が言う。


「ダメだ…怖い…

体が震える。

震えが止まらない…」


幸大が泣きそうな声で言う。


「マズイですね…トラウマが残りましたか。」

男性が言う。


「また…誰かがクーニャやマリアみたくなると思うと…


うぁぁ…嫌だ…怖い…」

幸大が目を見開いて涙を流す。



「幸大君…落ち着いて。」

優衣が幸大を優しく抱き締める。


「大丈夫…」

優衣が幸大を抱き締めながら頭を優しく撫でる。


「ごめん…俺が守らないといけないのに…

戦えない…怖い…」


幸大が泣き出す。


「良いのよ…幸大。

無理して戦わなくて良いわよ。」

朱鳥が言う。

「そうだ。

私たちはお前に守られなくても強いぞ。」

マリアが言う。

「そうですわ。

幸大様が望むままにすれば良いのですわ。

戦いたくないならそれで良いじゃないですか。」

アゲハが言う。

「そーだよ。

怖いなら…私たちが幸大君を癒して安心させてあげるから。」


クーニャが言う。


「何…甘いこと言ってんのよ。」

姫野の一言で場の空気が固まる。