ハーレム ブラッド2

「彼らの拠点などはわかっていませんの?」

アゲハが言う。


「吸血鬼の王は現在、日本だけでなく世界各地を転々とし、王に賛同する者たちを集めています。

なので現在は拠点と言えるような場所はありません。」

男性が言う。

「つまり、勢力を拡大中と言うことか…



吸血鬼の王は度々…報告がどうとか言っていたのだが…」

華乃が言う。


「どうやらあなた方の周りを嗅ぎ回っていた者がいるようです。


まだ確証はありませんが…過去にあなた方がヴァンと呼んでいる吸血鬼の王を復活させた一団とあなた方は対立していますね?


その者たちは今年の春の下旬頃からあなた方を監視していたようです。


つまり、ヴァンと呼んでいる吸血鬼の王の復活が終わり、彼らの思惑通りにいかなかった、


そのすぐあとに吸血鬼の王の復活計画を再始動したと考えられます。


そして次こそは成功させるためにあなた方を監視または観察し、資料として吸血鬼の王に渡したモノと思われます。」


「そう…

前から私たちを尾行していた気配には気づいていたわ。


でも、最近は気配も消えていたのだけど?」

アゲハが言う。


「それは、幸大さんから誰かに監視されているとVAPに報告があったので捜査し、監視していた者を捕まえましたので。

今話したことよりも詳しく吸血鬼の王の話も聞こうとしましたが、末端だったようで…ほとんど情報はもって居ませんでした。」


男性が言う。