ハーレム ブラッド2

「さて…貴様らのうちの誰かを殺せば…幸大は余に従ってくれるだろうか?



余に従わなければ大切な者を失うと教えてやらねばな。


誰に見せしめになってもらおうか?」


王が姫野たちを見回す。


「どうせなら…人間を殺すか。」

王が言う。


「幸大を従わせる?

させるかよ!!」


ボゥンッ!


行正が人狼へと姿を変える。



「狼人間か…


人間は全滅させ、狼人間たちは奴隷にしてやろう。

生かしてやるだけありがたく思え。」

王が言う。



「オラァッ!」

ヒュッ!

行正が王に襲いかかる。


ヴンッ!

「遅いのだよ…君も。」


「な!?」

ガシッ…

王が行正の後頭部を掴む。


「ふんっ。」


バゴォンッ!

後頭部を掴み倒し、行正の顔面を地面に叩きつけた。


「が…」

行正が気絶する。



「さて…人間なのは貴様と貴様と貴様か…」


王は朱鳥、華乃、アゲハを見る。


「貴様から殺すか…」

王はアゲハの方に歩を進める。

「幸大…何をやってるのよ…


アゲハが殺されるわよ!?」

朱鳥が言う。


「ふふふ…

人間…貴様、怯えないとは珍しいな。」


王が言う。



「私は幸大様に全てを捧げた女ですもの…


幸大様を信じてますし、疑う気もありませんわ…


この命は幸大様のモノ。


たかが下等な男にくれてやるようなモノではありませんわ!!」


アゲハが言う。


「下等な男?


余を侮辱したことを後悔して消えよ!!」


王が手を振り上げる。



「幸大…さっさと起きなさいよ!!」


朱鳥が叫ぶ。