ハーレム ブラッド2

「そう言うわけだから…あんたには賛同できない。」

幸大が言う。


「くくく…」

王が笑い出す。


「はははははははははははははははははははははははは!!」


「何が可笑しいんだ?」

幸大が言う。


「さっき言ったのは全て嘘だ!!

人間を支配する?


そんなわけがあるまい!!

人間など消えるべき生き物だ!!


吸血鬼は血が無ければ生きてはいけない。

それは変えようのない事実。


だが!!

我々吸血鬼がたかが人間の血液に生殺与奪権を握られるなど屈辱!!

だが…貴様が要ればその屈辱も消えよう。

だが…もちろん、貴様のことは調べがついている。

人間を全滅させると言えば絶対に我々に従わぬことをな。


だから…支配すると騙し、我々の仲間にし、貴様に気づかれぬように人間を全滅させる。


そうすれば…吸血鬼は貴様からしか血がもらえない。

人間を全滅させ、さらに貴様が自殺すればこの世の吸血鬼は滅びる。


貴様がそのようなことできるわけがない…そうだろう?

人間を全滅させれば、貴様は我々に従い、我々に血を提供し一生を生きるのだ!!

できれば手荒なことはしたくない。


人間の滅びた世界でも貴様の自由は保障する。


さぁ…最後だ。


余とともにこの世界を支配しようではないか。」


王が手を差し伸べる。