ハーレム ブラッド2

翌日


清水寺


「うわぁ…なんかすごいねぇ…」

クーニャが言う。


「ここ、広いわね。」

姫野が言う。


「清水の舞台じゃないか?」

マリアが言う。

「皆で写真撮ろう!!」

優衣が言う。


「佐藤、カメラマンをやりなさい。」

アゲハが言う。


「な!?

ちっ!

カメラ貸せ。」

俊が渋々言う。


「そこそこ高価なデジカメだ。

丁寧に扱ってくれ。」

華乃が渡す。

「あら?

行正は?」

朱鳥が言う。

「なんか恋愛運がどうのとか縁結びがどうのとか言って、何とかの滝って所に言ったぞ?」

マリアが言う。



「ほら…お前ら、撮るぞ?」

俊が言う。


「じゃ、私は幸大君の隣!」

クーニャが言う。

「私はこっち!」

優衣がクーニャの反対側に立ち幸大と腕を組む。


「じゃ、私はクーニャと幸大の前ね。」

姫野が中腰になって言う。

「私はこっちだな。」

マリアは優衣と幸大の前に中腰になって位置を定める。


「仕方ない…我々3人は最前列でしゃがむか。」

華乃が言う。

「そうね。」

朱鳥が華乃の横にしゃがむ。


「私はここで良いわ。」

アゲハが幸大の後ろに立つ。

「え?

それじゃ写らないだろ?」

幸大が言う。

「幸大様が私の踏み台を作ってくだされば万事解決ですわ。」

アゲハが言う。

「はいはい…」

幸大が鉄血の踏み台を作る。



「じゃあ、行くぜ?」

俊がシャッターに指を掛ける。


「幸大様…行きますわよ?」

アゲハが言う。

「え?」


「はい、チーズ。」

「えいっ!」



ピピッ…カシャッ!


デジカメのシャッター音が聞こえた。


撮れた写真では幸大に後ろから抱きつくアゲハの笑顔が輝いていた。




「アゲハ…

あんた…清水の舞台から飛び降りてみる?」

姫野が言う。


「うまく行けば木に引っ掛かるし、土の部分だが…」

華乃が言う。

「下手したら木の柵に刺さるか、飛びすぎて道のアスファルトに叩きつけられるな。」


マリアが言う。



「せっかくの記念なんですからはっちゃけませんと、楽しみがありませんわ。」


アゲハが笑う。