ハーレム ブラッド2

『ブラッド・ツール《鉄血の万能具》』

ヒュッ…

ヴァンが小さな血の塊を手榴弾に飛ばす。


ズァーッ!

血の塊が安全ピンと同じ形になる。

カチンッ!

手榴弾に鉄血の安全ピンが付けられた。


パシッ。

ヴァンが落ちてきた手榴弾をキャッチする。


『手榴弾はな…ここをこうして…』

ヴァンは鉄血で作った小道具で手榴弾をいじる。


カチャンッ!


『こうやって信管を抜けば良いだけだ。

念のため中の火薬は湿らせておくか。』

ヴァンが血液で火薬を濡らして使えなくする。


「まさか…仲間ごと吹っ飛ばそうとするとはな…」

幸大が言う。


「くっ…!」

モブキャラが車の方へと走る。


「逃げる気だぞ!!」

マリアが言う。


「いや…もう一人助っ人が来たし大丈夫だろ…」

幸大が言う。

「助っ人?」

姫野が言う。



「どぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ヒューーーーッ!

モブキャラが乗ろうとする車の上から何かが声を出して落ちてくる。



ドゴォンッ!

落ちてきたモノは車を破壊する。

ドォンッ!

車が爆発した。



「貴様らぁ!!

ワシの可愛い孫に迷惑かけた罪は重いぞぉ!!」


優衣の祖父が車を包む炎の中から無傷で現れた。