ハーレム ブラッド2

「見た目から言うと人狼の方がカッコいいな。

俺なんか吸血鬼って言っても眼の色と翼と爪と牙だけだしな…」

幸大が言う。

「だったら、人狼の女の子を紹介してやろうか?」

行正が言う。

「俺の見た目の話だよ。

人狼がいくらカッコよくても俺の彼女たちの可愛さと美人さには敵わないって言うか足元にも及ばないっての。」

幸大が言う。

「幸大…後ろから敵が来てるぞ?」

行正が言う。

「わかってるよ。

てか…致命傷を避けようと血が出てたらグラウンドに残るだろ…


もっとスマートにやれよ。」


敵が幸大に近づく。

「ブラッド・ロック《鉄血の拘束》」


ガキンッ!

男の手と胴体を鉄血のリングが締め付け、相手の形に合わせてピッタリと隙間なく拘束する。


「大漁、大漁。」

幸大が拘束した男たちを見て言う。



「お前の能力って便利だな…」

行正が言う。


「動くな!!」

モブキャラが怒鳴る。

「これを見ろ!!」

モブキャラの手には手榴弾が握られていた。


「これで全員を吹き飛ばしてやる!!」

ピンッ!

モブキャラが安全ピンを抜き、手榴弾を幸大の方へ向けて投げる。


「手榴弾程度なら…簡単に防げるっつーの…

ブラッド…」


『ここは余に任せよ。』

ヴァンが幸大の肩をポンと叩く。