ハーレム ブラッド2

「幸大との時間を邪魔した罪は重いわよ?」

ドゴッ、バキッ、グシャッ!


姫野が男たちの顔面を殴打する。


「人間は脆弱ですから手加減が難しいですね…」


ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ!

咲子が男たちの足を切り裂き機動力を削ぐ。


「えーい!!」


ゴッ!

クーニャが次々と男たちの股間を蹴りあげる。


「クーニャ…見てるだけで痛いんだが…」

幸大が言う。

「幸大君に間違えた場合はあとで優しく撫でてあげるよ?

それとも…傷は舐めて治す?」

クーニャが艶やかに舌を出す。



「幸大!

球を寄越せ!」

マリアが言う。

「え!?」

幸大が股間を押さえる。

「違う!!

血で作ったヤツだよ!!

相手にぶん投げるから寄越せ!」


「何だよ…ビックリした。

ほらよ…」


幸大が十数個の鉄血の球をマリアに渡した。


「どりゃー!」


ブンッ…ドゴッ!

見事に相手にヒットする。





「さーて…

行くぜ?

初公開、ターン・ビースト《獣化》」


ざわっ!!

行正の体が獣毛に包まれ、お伽噺に出てくるような人狼へと姿を変える。



「行くぜぇ!!」


ドヒュンッ!

素早く踏み出した。


ザシュッ!

男たちを通過したかと思うと男たちが一斉に倒れる。

行正の鋭い爪には男たちの血がついていた。

「致命傷は避けてやったから感謝しな。」

行正が言う。