「まぁ…幸大の土下座は滅多に見られるモノじゃないしね…」

姫野が言う。

「だが…この衣装は我々も賛同したのだから…責任は我々にもある。」

華乃が言う。

「幸大様…申し訳ありません。」

アゲハが言う。

「調子に乗りすぎた。」

マリアが言う。

「幸大…その…もうそのくらいにして」

朱鳥が言う。


「はぁ〜

実行委員の朱鳥が本来は止めるべきだってのに。


時間も無いし…これ以上は何も言わないけどよ…


とにかく、クラスでシフトに入ってる奴は今の衣装のままだからな?


シフトが入ってない時のは細かくは言われてないから…その…好きにして良いけど。」

幸大が歯切れの悪い言い方をする。


「にゃーんだ、幸大君もやっぱし見たかったんだ?」

クーニャが言う。


「クーニャ…反省はちゃんとしような?」

幸大がクーニャの頭を上から押す。


「縮んじゃうよぉ〜!」



「それに…あらかじめ知らせてくれてたら…もう少しうまく言いくるめてたのによ…」

幸大が言う。

「ん?

幸大はこの衣装には賛成だったの?」

朱鳥が言う。

「だが…最初にクーニャが描いたモノは却下したはずでは?」

華乃が言う。