ハーレム ブラッド2

「私が…すりよってくるのは?」

朱鳥が小さな声で言う。

「…。

実際にやってみたらどうだ?」

幸大が笑いながら言う。


「な!?

やるわけないでしょ!!」

朱鳥が顔を赤くしながら言う。


「自己主張しないと皆に乗り遅れるぞ?」

幸大が言う。

「ふんっ!

あんたが余裕ぶって調子に乗ってたら皆、その内あんたから離れて行くわよ?

あんたこそ気を付けなさい!!」


朱鳥が立ち上がる。

「何処に行くんだ?」

「プリントを提出しに行くのよ。」

朱鳥が教室のドアの方へと向かう。


ヴンッ!

「え?」

パサッ…

朱鳥の手からプリントが落ちる。


幸大が朱鳥を後ろから抱き締めていた。

「な…何のつもり!?」

朱鳥が動転する。

ダンッ!

幸大がそのまま朱鳥を壁に押し付ける。


「こ、幸大?」

朱鳥が目を大きくして幸大を見る。


「調子に乗ってたら離れて行くんだろ?


だから…離れたくても離さないってのはどうだ?」

幸大が朱鳥に顔を近づけて言う。


「うっ…。

バカ…」

朱鳥が顔を真っ赤に染める。