ハーレム ブラッド2

「すみません…本日は貸切りでして、御客様からは一人も入れないで欲しいと申されまして、申し訳ございません。」


女将が頭を下げる。


「あ…いえ、失礼しました。」


幸大はそう言って外に出た。



「あっちも私たちが来ることを知ってるんだもの…当然よね…」

姫野が言う。


ザッ!

咲子が料亭の塀から飛び降りた。

「どうでしたか?」

咲子が言う。

「正面からはダメみたい。」

優衣が言う。


「料亭の中も庭も…黒いスーツの男性たちが徘徊してます。

いかにもな見た目で…

人数もかなり居ます。」

咲子が言う。


「ってことは…やることは1つだろ?」

マリアがストレッチしながら言う。


「そうね…

暴れるのは久々だわ。」

姫野が言う。

「幸大君〜血をもらうね?」

クーニャが言う。


「あ…でも、皆で血を吸ったらまた幸大君が倒れるんじゃ…」

優衣が言う。

ガサッ…

「!

誰ですか!?」

咲子が言う。


…。

「気のせい…でしょうか?」

咲子が言う。

「いや…私にも確かに誰かが居たような気がする。」

華乃が言う。

「音もしたわ。」

朱鳥が言う。


「誰も居ないぞ?」

マリアが音のした辺りを探す。