ハーレム ブラッド2

「いきなり何すんだよ…」

幸大が起き上がろうとする。


「とぉー!」

ドスッ!

クーニャが幸大の上に飛び乗った。

「なんか馬乗りにされる回数が最近はおおいな…」

幸大がクーニャを見上げながら言う。

「病人って暇なんだよ?」

「だから何だ?」

「何で日中に遊びに来てくれなかったのさ…」

クーニャは人差し指で幸大の胸板に円を書きながら言う。

「日中は授業中だったから…」


「でもぉ〜

アゲハちゃんの時は早退したよね?」

クーニャが言う。

「いや…あれは仕方なく…」

「む〜!」

クーニャが口を尖らせる。

「そんなふくれられても…」

「じょーだん…

幸大君は必ず来てくれるってわかってたもん。」

トンッ…

クーニャが幸大の上で横になる。


「クーニャ…

待たせて悪かったな。」

幸大がクーニャの頭を撫でる。

「ふふふーん〜

幸大君〜」

クーニャが胸板に頬擦りをする。


「…?

くんくん…」


クーニャが幸大の匂いを嗅ぎ始める。


「どうした?」

「姫野ちゃんの匂いがする…」


「あ…そりゃ、さっきまで姫野のお見舞いに行ってたからな。」

幸大が言う。

「ふーん?

ただのお見舞い、かにゃ?」

クーニャが黄色く輝く瞳で見つめる。