ガラッ

私達は教室に入った。

すると1人の女の子が話しかけてきた。



「ちょっと澪!」



「何?」



この子は 【坂本 まい】

小学生から仲がいい

何でも話せる親友だ。



「蓮くんに告られたんだって!?」



「ちょっ・・・声でかい!」



「ごめんごめん」



「まいって恋愛の事になると声でかくなるよね…ww」



「まぁね!」



「次の授業…数学…」



「だね!!」



「寝よう~」



「また!?」



「うん!」


告白の話から次の授業の話に変わった。


正直変わって欲しかった

恋愛の話は勘弁だ。



そう思ってると鐘がなった



キーンコーンカーンコーン



「起立 礼」



「・・・」


眠い…数学の時間は本当に嫌だ…。

先生の話が全く分からない

説明が下手すぎるのだ。




チョンチョン



「ん?」


誰かが私の肩を叩いた。



「でさ…何でフったの?」




・・・・・まいだ・・・


私の後ろの席なんだ

忘れてた。




「あのね…後で話すから!」



「分かった!」



まいは本当に恋愛などがすきだ

どうして?ってほど大好きだ。



キーンコーンカーンコーン


「起立 礼」



まいの事を考えてたらいつの間にか授業が終わっていた。




「澪~!」



授業終わった直後に話しかけてくる まい。



「何~?」



「で、続き!」



「分かったよ…話すから」


しょうがなく私は話すことにした。


何でフったのか が知りたいらしい。