あ…よく見れば北条の顔、傷だらけだ。 「ぁ、ああ…この傷?いやぁ察しの通り!喧嘩してさぁ10人くらいと?んまぁ勝ったんだけど?」 自慢…したいだけなのか? ドヤ顔でペラペラ話してくる。 正直いってウザい。 あたしは無視して眼鏡をかけた。 こんなんと数分でも一緒にいたくない。 トイレにでもいっとこ…。 あたしは壊れたドアの方に歩いて行ってヤンキー男の前を通り過ぎた。 が… パシッ… 「わっ」 腕を掴まれた。 チッ…めんどくさいな。 「なに?」 あたしは振り返った。