love song…


どうしたの恭ちゃん・・・
さっき、私の名前を呼んだときは
いつも通りだったじゃない。

なのにどうしていきなり泣いてるの?
なんで・・・?

っていうか、私までなんで泣いてるんだろう・・・
さっきよりもどんどん溢れてくる。


どうしたら恭ちゃんは笑ってくれるかな・・・

ダッッッ
追いかけちゃいけないなんて思っちゃダメだ。
逃げちゃいけない。
私しか恭ちゃんを追いかける人はいないんだから・・・



ハァハァ・・・
いた!

私は公園にきていた。
ただひたすら走ったからどこに向かってたか
なんてわかんなかったけど、ここに着いていた。
私たちが出会ったこの公園に。


恭ちゃん、もう泣いてないみたい・・・
でも悲しい顔してる。


私は恭ちゃんにバレないように
ゆっくり近づいて、後ろから恭ちゃんを抱き寄せていた。


沈黙が流れた。


「あっ!」
私はいきおいよく離れた。
何してんだ私・・・!
いきなり抱きつくなんて、恥ずかしすぎる!

私はいそいで恭ちゃんの前に立ち
「ゴメン!今自分でもなんでこんなことしたか
 わかんなくて・・・」

すると恭ちゃんは私を抱き寄せた。
「・・・ぇ?」

体が熱くなっていくのがわかる。
すごいドキドキして、死にそう・・・

「恭ちゃん?」

「・・・だろ。」
「え?ゴメン今なんて?」

「・・・焼くだろ」

「ふぇ?」
思わず変な声をだしてしまった。


「まぁいいよ。帰るぞ。」

そう言って恭ちゃんは歩き出してしまった。