いつものお弁当と肉まんを買う。

「あたためますか?」


「お願いします」




あのとき修と食べた肉まん。

美味しかった。あったかかった。


修の背中も暖かかった。





自分で言うのもアレだけど、私たちもアツアツだったよね?
ねぇ、修。









もしも今から修とあたしを再加熱できたら?






・・・・・出来るわけない。


・・・・ううん、何もやってないじゃない。




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この日から私の再加熱激は始まった