「うわ〜。
こんなの誰にもみせれないよ…」



あたしの手にあるのはこの間終わったばかりのテストの解答用紙。



返ってきて自分ですごい驚いた。



―これは追試かもっ。



そんなことを思ってるとあたしの解答用紙が上にひっぱられた。



―っえ?



「美音…
これはマズいねぇ〜。
こんな点数初めてみたよ。
追試じゃない?」




「それ言わないでよ…
そういう愛芽は何点だったのよ?」



「んっ?なんていった?
美音、あたしにそれ聞くの〜?」



そういって愛芽はあたしに解答用紙を渡してきた―