恋愛同盟

「お前…
可愛すぎだから」



ちょっと照れたような声で
遥斗がつぶやく。




あたしは
遥斗に
優しく包み込まれていた。




「ほぇ…?!」




「告白…
ホントに俺でいいのか?」




「へへっ…
うん!!」




「さっきまで
泣いてたくせに…」




あたしの
幸せいっぱいの声を聞いて
遥斗が少し
あきれ気味に言う。