あたし、
ムダにドキドキしてる…




あたしは、
そのまま
遥斗の次の言葉を待った




「話ある…って。
大翔が。」




『大翔が。』




え…?




無償にその言葉が頭をまわる





遥斗の話じゃないんだー…




「美音?」




「え・・あ!うん!!
ドコ行けばいいの??」





「裏庭だってさ。」




「うん!!ありがとね!!
愛芽もゴメンねッ!」




あたしは
走って教室を出た。