紅一点!?~元男子校のお姫様~




ーガタッ!!


「!?」


『鈴やん、俺具合悪いから
フケるわ』


そう言って、勢いよく席を
立ったのはあたしの後ろの
悠弥くんだった


「おいおい、開始5分でかよ。

…まぁ、俺の授業だから
いいけど、あんまりサボんなよ」


『……』



そのまま、悠弥くんは無言
で出ていった