「る、瑠唯くん!?」 突然すぎてあたしの頭は ついていけない 『僕が傷ついてるとか思った?? 僕はそんなにヤワじゃないし 悠弥が乃愛ちゃんを泣かせたりしたら、いつだって奪ってやるから覚悟しといてね♪』 そう言うと、あたしの頬に手を添えたまま ――ちゅ あたしのおでこに瑠唯くんの 唇が触れた ……えっ?? 『痛くしちゃったお詫びと、 後は…… 乃愛ちゃんがかわいかったからついしちゃった~』 「なっ////」 何それ、と言おうとした時に タイミング良くクッキーが焼き上がった