『……よかった、』 「えっ??」 『やっと乃愛ちゃんの本音が 聞けたから 諦めがつくかなあ、ってね』 「……瑠唯くん ごめん、ね??」 その時、スッと伸びてきた 両手があたしの頬に触れ、 瑠唯くんの顔が近づいてきた 「えっ??//// ちょっと……」 思わず目を閉じた時 ――ガンッ 「痛あっ!!」 おでこから痛みが広がる あたしは瑠唯くんに頭突きを された