紅一点!?~元男子校のお姫様~










『……よかった、』



「えっ??」


『やっと乃愛ちゃんの本音が
聞けたから


諦めがつくかなあ、ってね』


「……瑠唯くん



ごめん、ね??」





その時、スッと伸びてきた
両手があたしの頬に触れ、


瑠唯くんの顔が近づいてきた





「えっ??////

ちょっと……」










思わず目を閉じた時










――ガンッ





「痛あっ!!」



おでこから痛みが広がる





あたしは瑠唯くんに頭突きを
された