ドンッ 何かがぶつかる鈍い音がした なのに、 ……痛くない 恐る恐る目を開けると 「……っ!!」 あたしの上にかすかに息を しているお母さんがいて そのお母さんを庇うかのようにお父さんが血まみれで道路に 横たわっている 「……お母さん?? お父さん??」 震える声で名前を呼んでも 反応がない あたしは身体中の血の気が 引くのを感じた 「い、いやあ――っ!!」 ――その後どうやって病院まで行ったかわからない だけど目が覚めたら病院の ベッドの中だった