「……やっぱり、
あなた史織に似てる」
瑠唯くんのお母さんがあたしの顔をまじまじと見ながら言った
『「しおり??」』
「私がデザイナーの勉強を
するためにイギリスに留学
したことがあってね
その時に仲良くなったのが
史織だったの」
どこか遠くを見つめるように
言うその顔は少し寂しそうに
見えた
『僕、その話初耳だよ』
「言わなかったかしら??
あ、確かここに写真が……
あったあった、これよ」
瑠唯くんのお母さんが開いた
アルバムにあった写真に写っていたのは、
瑠唯くんのお母さんともう1人
あれ、これって……

